2007年08月07日

雨でも濡れずに走れる場所。

マラソンは全天候型スポーツなので雨が降っても走らなければならない。市民ランナー向けの大会でさえ「雨天決行」であることがほとんどだ。しかしふだんのトレーニングでは、毎日走っているヘビーなランナーでも「雨の日は休む」という人が多い。
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でも、雨の日に限って「走りたい」気持ちがムクムクとわき上がってくることも事実。開き直って、そのまま雨の中を疾走するのもこれまた気持ちいいかもしれないが、できれば濡れることなく走りたい。スポーツジムの会員ならトレッドミルを使うのも手だが、誰もが会員なわけではない。それに、やはり実際に走るのとトレッドミルでは爽快感が違う。

「雨の日に濡れずに走る。しかもトレッドミル以外で」。そんな場所があるか、名古屋市内で探してみた。

まず思い浮かぶのが地下街。名古屋といえば、地上よりも地下のほうがにぎわっているほど地下街が発達している。全ルートを走破すれば、かなりの距離になるだろう。しかし、やはり地下街を走るのは現実的に無理がある。なぜならズバリ迷惑だから。スーツにネクタイで走れば「忙しい現代ビジネスマン」として許されるかもしれない。でもわざわざそんなことしてまで走りたくない。なので地下街、却下。

こうなるともうお手上げだ。雨に濡れないということは屋内か地下か屋根があるところに限られる。しかも広い場所。公共の体育館や展示場が開放されていればいいのだが、そんなタイミングよく使えない。やはり名古屋市内で雨に濡れずに走れる場所なんてないんだ。と、あきらめかけていたとき、テレビの野球中継で中日の外国人選手がホームランを打つシーンが目に入った。これだ! こんな近くにあったじゃないか、ナゴヤドーム。屋根があってそこそこ広い。ナゴヤドームしかあり得ないではないか。なぜ早く気づかなかったんだろう。

と、いってもナゴヤドームの中に侵入するのではない。
ドームの外周を走るのだ。さっそく下見に出かける。はい、到着。
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やはり思った通り、外周道路を屋根が覆っている。
だが問題は勝手に走って怒られないかだ。
あたりにはガードマンがたくさんいて目を光らせている。
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そんな心配は無用だった! なんとナゴヤドームの外周は
「ドームてくてくコース」として開放されている模様。
うれしいことに「雨天へっちゃら」なんてことも書いてある。
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コースの途中にはご丁寧に地点距離表示も。
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「ドームてくてくコース」は1周700メートル。陸上のトラックを考えればじゅうぶんな長さだろう。なによりも地下鉄駅と直結しているのがうれしい。大型スーパーもあるから夕飯のお買い物もついでにOK。これからは、雨の日にどうしても走りたくなったらナゴヤドーム! 私はわざわざ出かけないけど。

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posted by 株式会社イング | RUNコースガイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする