6月も中盤にさしかかり、いよいよ夏がやってくる。この暑い時期に本格シーズンを迎えるのが、山や高原などのオフロードを走る「トレイルランニング」だ。自然と一体になれるトレイルランは、アスファルトの公道を走るのとはまったく異なる爽快感がある。緑の心地よさ、高所からの眺め、起伏の激しい地道を攻略していくゲーム性・・・。
夏になったらぜひトレイルランレースに出てみたいとレース予定を調べてみたものの、開催地が北海道や福島や新潟や東京などの遠方ばかり。しかも70kmだの制限24時間だの、私にとってヘビーな大会がほとんど。できれば初心者でも楽しめ、名古屋から日帰りで参加できるレースはないかと目をこらしてもう一度よーく探すと、2つ見つけた。
まずは8月26日に開催される「夢高原かっとび伊吹2007」。これは滋賀県にある伊吹山の麓から山頂までを一気に駆け上がる「登山競争」だ。これをトレイルランと呼べるのかどうか分からないけど、距離的にはわずか10kmなので初めてのオフロードレースには最適かもしれない。とはいえ、昨年の男子優勝タイムは59分33秒。普通の10kmロードレースなら上位タイムは30分ぐらいなので、じつに倍の時間がかかっている。10kmといっても、ロードのつもりでナメていたら思わぬしっぺ返しを食らうに違いない。7月に行われる「富士登山競争」なんてもっとキツいんだろうな。考えただけでも酸っぱいものがこみ上げてきそう・・・。
2つめのレースは9月30日開催の「三河高原トレイルランニングレース2007」。愛知県新城市を起点に、東三河の山中を32kmに渡って駆け回るレースだ。大会主催者によると、『興味はあるが山を走るのはちょっと不安というランナーのために“本格的なトレイルを安心して走れるコース”を用意しました!! トレイルデビュー歓迎!!』とのこと。
ひたすら上る「かっとび伊吹」とは異なり、上りあり下りありケモノ道ありの変化に富んだコースになるため、32kmという距離もそれほど気にならない・・・わけないか。でも「トレイルデビュー歓迎!!」と「!」が二つも付いているぐらいだから大丈夫だろう。
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2007年06月13日
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