
炎天下のなかを歩くだけでも息苦しいのに、「走る」なんて一般の人から見たら狂気の沙汰。それだけ脱水や熱中症に対して注意を払わなければなりません。
しかし「スポーツドリンクが苦手」なランナーは意外と多く、携行するドリンクはミネラルウォーターかお茶という人は少なくありません。しかし、市民ランナーならご存知かと思いますが、ランニング中に水だけ飲み続けていては危険です。
なぜなら・・・「大量に汗をかいて電解質が失われた時、水だけを飲むと、血液の電解質濃度が薄まります。すると、電解質濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなり、同時に体液の塩分濃度を戻そうとして余分な水分を尿として排泄します。(中略)この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因」(ミドリ安全)となるからです。

じつは私もスポーツドリンクが苦手で、暑い時期のフルマラソンも水しか摂りません。休日のロング走のときも同じく、ミネラルウォーターかお茶だけ。ではどのように電解質を補給しているかというと、市販の機能性食品から摂るようにしています。普通ですね。
ただ、パウダータイプはむせるのでNG、キャンディタイプは口に含んでいるあいだ呼吸が苦しいのでNG、ジェルタイプは手に付くとベトベトするし何かと面倒なのでNG。では何を愛用しているかといえば、「ラムネ」タイプのサプリを使っています。
私の場合はとくに機能性を必要としませんので、電解質さえ補給できればOK。高価な商品は不要です。そこでたどり着いたのがミドリ安全の「塩熱サプリ くちどけ」です。

メリットはその名の通りくちどけが早いこと。口に含んで少し噛み砕くと、シュワーっとすぐに溶けてしまいます。レース中でも呼吸を乱すことはありません。
ひと袋12粒入り(定価324円)。レモンジンジャー、青リンゴジンジャー、グレープフルーツジンジャーの3つの味が楽しめます。

大きさは500円硬貨ぐらい。

スポドリが苦手で電解質を水以外から摂る必要がある方、いちどお試しください。