2007年04月26日

知らない町を走ってみたいvol.1【函館(北海道)】

見知らぬまちを気ままに走ってみたい。それもできるだけ遠くがいい。ただ走るためだけに遠くへ。遠くへ。遠くへ・・。
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そこで名古屋からはるばるやって来ました、北海道・函館!見知らぬまちを走る、ただそれだけのために。当日はそのままホテルにチェックインして函館の夜を満喫。翌朝、JR函館駅前から旅ランのスタートです。
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函館の土地勘はまったくなく、しかも下調べもしていません。ということで、とりあえずのゴールを「五稜郭」に設定。市電に沿って走ります。

それにしても人が見当たらない。平日の朝ということもあり歩いている人も少なめ。まあ、ランニングするにはちょうどいいかも。
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見知らぬ土地、それも名古屋から遠く離れた北海道を走っていると思うと、高揚感が沸いてきておもわずペースが上がります。
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わずか20分ほどで五稜郭公園に到着。距離にして5キロもありませんでした。さっそく公園内を散策。五稜郭の独特のカタチはナスカの地上絵と同じく下からでは判別できません。それでも道の形状からなんとなく「あの鋭角の部分だな」というのは想像できました。
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正面に見える管制塔のようなタワーが「五稜郭タワー」。写真を撮っていると地元の方でしょうか、見知らぬおばちゃんが「去年背が伸びたんですよ」と教えてくれました。

背が伸びたとはつまり、もともとあった展望台が取り壊されて背の高いタワーが新装オープンしたということのようです。ここまできて上から眺めない手はありません。
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さっそく五稜郭タワーのチケット販売所へ向かいました。大人840円・・・高!でも、今度はいつ来ることができるかわかりません。思い切ってチケットを購入。

大きなエレベーターの前にはお姉さんがいて、「こちらへどうぞ」と案内してくれました。エレベーターに乗り込むと中にもお姉さんが。まだ朝が早いためでしょうか、乗客は私1人。ちょっと恥ずかしい。お姉さんのマンツーマンガイドが始まったと思ったらすぐ終わり、同時にドアがオープン。

エレベーターを出るとそこは一面のガラス。下をのぞくと・・・あの五稜郭が! 星形がくっきりきれい。タワーにのぼってよかった。
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五稜郭のような星形の城郭は、ヨーロッパで多く見られる様式。攻めてきた敵に対して、城側から銃撃を浴びせるときにこの形状だと死角が無くなり、敵兵にまんべんなく銃弾の嵐をぶちこめるのだとか。

15分ぐらい五稜郭の美しさに見とれたあと、エレベーターで地上に降りてラン再開。海沿いをゆっくり走り、ホテルに戻りました。

部屋のシャワーで汗を流し、朝食バイキングへ。ひとっ走りしたあとのご飯はおいしい!本当のことをいうと函館には仕事で来たわけですが、出張が決まったその日からひそかにこの早朝ランを楽しみにしていました。見知らぬまちでのランニング。その非日常感はやみつきになります。

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posted by 株式会社イング | 旅ランのすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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