そんななか、まさかの大雪という特大のネタを提供してくれた長野マラソン。さすがです。
レース当日、ホテルの部屋のカーテンを開けたとき目に飛び込んできた一面の雪景色と降りしきる雪。思わず「よっしゃ!」と叫んでいました。

まさかもうすぐゴールデンウイークというこの時期に、これほどまで本格的な降雪になろうとは誰が予想したでしょうか。
今シーズンはフルマラソンに3本出場しましたが、いびがわ→大雨+低温、NAHA→豪雨、そして今回の長野が季節外れの大雪と、いずれもネタに困らない最高の天気に恵まれました。
こうしたいわゆる“悪天候”の場合、いかに「開き直れるか」がレースを楽しむためのポイントであることは以前お伝えしました。
ただしそれはしっかり対策を講じた上でのおはなし。今回はいびがわ、NAHAでの経験をふまえ、万全の対策で大雪のレースのぞみました。
いびがわでは雨対策として、市民ランナーにはポピュラーな寒さしのぎ策である「ゴミ袋」を使用。首の部分に穴をあけてすっぽりかぶるアレ。
しかし、継続的に降りそそぐ強い雨に対してはまったくの無力でした。首の穴からみるみる雨が浸入し、全身水びたしとなり危うく低体温症の一歩手前までいくハメに。
そこで今回は小雨対策としてポンチョを、大雨対策用に膝上まであるレインコートの2パターンを準備。レインコートはフードが付いているため、首からの水の浸入を防ぐ効果もあります。当日の気温と降雪状況を見て迷わずレインコートをセレクト。
ホテルを出る前にはワセリンを体に擦り込みました。ワセリンには「衣擦れ・股擦れ防止効果」とともに、「保温」と「撥水」効果もあるため、とくに雨天時のフルマラソン以上のレースには欠かせないアイテム。
普通の白色ワセリンより、ユニリーバの「ヴァセリン(ピュアスキンジェリー)」のほうがパッケージがかっこいいのでおすすめ(中身はほぼ同じです)。
ワセリンを塗る際、多少の気持ち悪さは我慢。まずは全裸になり、ためうことなく首周りから◯の◯、足の先まで全身に塗り倒します。塗っているときはヌルヌルで気色悪いんですが、しばらくたつとしっとりした肌触りに。
帽子は迷わずキャップを選択。ニット帽は保温効果は高いと思いますが、ツバがないため雪(雨)がまともに顔に当たって不快です。
レインコートは着用しても、ジャンバーなどアウターは着ません。天気が回復して脱ぎたくなった場合、余計な荷物になってしまいます。
・・・と、万全(?)の対策を講じて迎えたレースのもようはまた明日!
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