
ちょっぴりお高いエントリー料。そしてなにより「前日受付のみ」という理由によって東海エリアのランナーにソッポを向かれ、ついに締切日を迎えても定員割れを起こしてしまった尚子杯。中日新聞の大PR作戦と追加募集でなんとか1万人のエントリーを得て本番を迎えました。
この大会、ひとことでいえば「Qちゃんの大会」。高橋尚子杯なんだから当たり前なんですが、前日からQちゃんQちゃんのオンパレード。とにかく彼女の活躍ぶりはすごかった。あのがんばりを目の当たりにすれば、悪いことは書きたくても書けません。
レース後、スタンドに向かって何度も頭を下げるQちゃんの姿は感動的ですらありました。大会自体の改善点は挙げ始めたらキリがありません。しかしQちゃんの意気込み、情熱、大会を成功させたい、みんなを喜ばせたいという想いは、そんなマイナスポイントを補って余りあるものでした。

もちろん私は、今でも前日受付のみにすべきでないと思っています。しかしこの大会は「前日のイベント込みで参加してこそ価値がある」と感じました。とくにQちゃんのランニング・ミーティング(レポは後日アップ予定)は非常に中身が濃く、単体で開催してもお金が取れるレベルでした。
つぎにエントリー料6,000円に見合った価値があったかどうか。これについては、同じ岐阜県に「いびがわマラソン」という世界一(?)コストパフォーマンスにすぐれた超優良大会が存在するだけになんともいえません。それにしても参加賞の緑の輪ゴムとシューズ袋は・・・いや、ノーコメントで。
運営については、ソツなくスムーズに流れていたと思います。岐阜の名産を中心とした食べ物屋台や各種ブース、ステージイベントも多彩で2日間じゅうぶん楽しめました。
肝心のコースも想像以上に素晴らしかった。岐阜市街・古い町並み・長良川の美しい自然と、数キロごとに景色が移り変わるので飽きることがありませんでした。明日の[レース編]で詳しく触れますが、距離表示が5kmごとだったのは残念・・・。

沿道の応援は多く、私が良大会の第一条件として挙げている「主催者と地域(住民)の一体感」を感じました。私設エイドがやたら多かったのもその証左でしょう。
明日は「ぎふ清流マラソンvol.2レース編」をお届けします。
話は変わりますが、京都マラソンが3月11日開催に決定し、名古屋マラソンフェスティバルとかぶりました。名古屋にとっては恐れていたことが現実になったわけですが、いったいどうなってしまうのでしょうか。
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