
説明を受けるまでは「ああ、あのヤマハが出してる音楽プレーヤーね」・・・ぐらいの認識でした。しかし、とんでもない!そのランニングに特化した作り込みときめ細かなこだわりは、音楽プレーヤーというより、まさに究極のランニングトレーニングギアと呼ぶべきシロモノでした。

◎Nike+や通常の音楽プレーヤーとはまったく別物。
音楽を聴きながら走る、というと、真っ先に思い浮かぶのは「Nike+(ナイキプラス)」。私自身も日本発売初日から使い続けているヘビーユーザーの1人です。だからこそ今まで、BODiBEATは知っていても「ナイキプラス(+iPod)があるからいいや」と積極的に情報収集することはありませんでした。
しかし今回レクチャーを受け、両者がまったく別次元の商品であることを知ったのです。Nike+はシンプルに「音楽を聴きながら走る」こと、そしてネット内外で展開されるイベントを含む「ランニングエンターテインメント」を楽しむための道具。
一方のBODiBEATは、無骨なまでにランニングにこだわった「パフォーマンスアップ(およびトレーニング管理)」のための道具。いわば小さな“パーソナルトレーナー”(しかも極めて優秀な)といって過言ではありません。

◎これはスゴい!ランナーのピッチに合わせて本体が“作曲”。
「音楽のテンポ(BPM)に合わせて走る」・・これ自体はさほど新しくも珍しくもありません。リズムに乗って走ることのメリットは、多くの専門家や企業が喧伝しているところですし、BPM別に楽曲を提供しているサイトもあるのはご存じのとおり。
しかしBODiBEATはこれらの商品・サービスのようにランナーが音楽に合わせるのではなく、BODiBEATがランナーに合わせてくれるのです!
つまりランナーの動きをつねに感知して、その時々のピッチに応じた音楽を選別のうえ流してくれるというわけ(もちろん一定のBPMに固定しておくことも可能)。ここがまずスゴいところ。
「でもボクの持ってる音楽データ、演歌ばかりなんだけど・・・」なんてケースも出てくるでしょう。この場合、BPMの幅は限られてしまいます・・・しかし!その点もぬかりありません。
なんとBODiBEATは、本体に組み込まれた音素材をランダムに組み合わせ、ランナーのペースに合わせて瞬間的に“作曲”してくれるんです!この音楽が“即興”とは思えないクオリティ。まさにヤマハさんの真骨頂です。
◎心拍トレーニングもOK!ランナーのニーズをすべて押さえています。
トレーニングの種類は、ピッチにあったリズムを刻んでくれる「フリーワークアウト」のほか、プリセットプログラムとして「LSD」「ジョギング」「ロング走」「ペース走」「インターバル」モードなどが用意されています。
さて、BPMトレーニングばかり目立つBODiBEATですが、じつは「心拍計(イヤフォン一体型)」機能も備えていることをご存知でしょうか。

しかも胸にバンドを巻く方式ではなく、耳たぶに付けるお手軽&高機能タイプ。本体画面上に心拍数が表示される他、LEDのカラー表示で瞬時に運動強度が認識できるようになっています。

もちろん「走行距離」「消費カロリー」「ペース」「心拍」など、本体(画面上に表示)のみならず専用サイトでも管理可能。


とにかく、「これでもか」というぐらいランニングトレーニングに特化したアイテムをほかに知りません。・・・ああ、商品の紹介だけでこんなに長くなってしまいました。BODiBEAT試走レポは、後日アップします。
■ヤマハ「BODiBEAT」の詳細はこちら。
■BODiBEATの体験会などを手がけるGFJ Associatesはこちら。
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