
まずスタート直後の歌舞伎町商店街入り口では、「東京六大学応援合戦」が繰り広げられます。伝統的な応援団の演舞はなかなか見応えがありそう。靖国通り沿いの防衛省前では「陸上自衛隊第1音楽隊」がレース序盤を盛り上げます。
その後、東京区政会館前あたりから水道橋通りにかけて、地元の小中学校による演奏をはじめ、和太鼓やエイサーなどの伝統芸能が披露されます。皇居外苑では「皇宮警察音楽隊」による吹奏楽が見どころ。10km部門のフィニッシュ地点となる日比谷公園では、華やかなチアダンスやアフリカン太鼓の演技でランナーたちを迎えます。
折り返しで2回走ることになる日比谷通り沿いも、地元の学校や伝統芸能グループによる演奏・演舞が途切れることなく続きそう。浅草寺前では小学生のブラスバンドが疲れの見えてきたランナーを励まします。今年も雷門をバックに記念撮影するランナーが続出するのでしょうか。
レース後半戦となる晴海通り沿いのイベントは、主に高校生が主役。10校以上の地元高校がダンスや演奏を披露してくれます。フィニッシュ地点でもメインスタンドを中心に、ゴールしたランナーを祝福する催しがたくさん用意されているようです。
ランナー以外のお客さん向けのイベントとしては、クイズを解きながらウォーキングを楽しむ「応援ウォーク(賞品あり)」や「フォトコンテスト」などが開催。しかもレース当日に限り、「江戸東京博物館(常設展)」など東京都の文化施設の観覧料が無料になるそうです。
もちろん14、15、16日に開催される「東京マラソンEXPO 2008」(東京ビッグサイト)も見逃せません。レース出場者以外の人でも無料で入場できるそうですから、週末の家族サービスにはぴったりかも。
ランナーに限らずすべての人が楽しめる一大イベント「東京マラソン2008」。昨年みたいに雨だけはカンベンしてほしいですね。
●詳細・プログラム(pdf)は東京マラソン2008公式ウェブサイトへ。