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2022年06月27日

汗をかいて強くなる!「汗腺強化」で熱中症予防。

ついこのあいだ梅雨入りしたと思ったら、早くも東海地方は梅雨明けに。暑熱順化が完了しないまま一気に真夏の暑さと日差しにさらされ、熱中症にかかりやすくなることが危惧されています。
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ランナーの皆さんは普段から走っているため、一般の方に比べたら準備はできていると思いますが、過信は禁物です。

さて、これから暑さに加えて湿度が上がるにつれ、ランニング時に気になるのが「汗」。15分も走ればあっという間にシャツはびしょ濡れになってしまいます。

一方で体中の汗をぜんぶ出し切ったような爽快感は、夏ランでしか味わえない「楽しみ」でもあります。

ひとくちに「汗」といっても、爽快な汗と不快な汗があります。医師の五味常明氏いわく、汗腺は使わないと機能が衰えていき、使うほど機能が元に戻りやすいのだそう。

さらには、元気な汗腺からはサラサラのよい汗が出て、逆に汗腺が衰えるとネバネバした悪い汗になってしまうとも。

つまり、ランニングで日常的に汗をかくことは、夏バテや熱中症予防につながる汗腺強化の面からも非常に有効なのです。

汗でドロドロになり「暑い中なぜワタシ走ってるの?」と自分自身に疑問がわいたら、この「汗腺強化」という言葉を思い出してください。もちろんこまめな水分補給も忘れずに!

<参考>
花王 暮らしの研究
オムロン「発汗トレーニングで夏バテを防ぐ」  
posted by 株式会社イング | コラム to RUN! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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