
そんなランナーの夢を叶えてくれる「Ghost Pacer」 は、AR(拡張現実)技術を使ったランナーのための複合現実ヘッドセット。昨年クラウドファンディングで2千万円近くの資金を集めました。

Ghost Pacerを装着して走ると、目の前に現れたホログラフィックのランナーがペースを調整し、最高のパフォーマンスを発揮するよう促します。

準備は予めペースを設定しておくだけ。あとは前方を走る“ペースランナー”に付いて走るのみ。

たとえばフルマラソンの世界記録ペースに設定して、何m付いていけるかなどの遊びも楽しそう。

見た目はややゴツいGhost Pacer。基盤などを搭載しているにも関わらず重量は80gと意外に軽く、バッテリーライフは6時間とじゅうぶん。



専用アプリを使用することで、バーチャルレースを楽しむことができます。 Stravaとの連動も可能。Ghost Pacerでトレーニングを継続すると、履歴を分析してカスタマイズされたワークアウトを構築してくれるのもポイントです。

このGhost Pacer、残念ながらまだ日本の規格に適合した製品は未発売。昨年第一期の世界販売を終え、現在は動きがありません。販売が再開される際は、日本向け商品も用意してほしいものです。
■The Ghost Pacer