
市民ランナーが大会に出場する大きな理由の一つはタイムへの挑戦です。「10kmを39分で走った!」と聞けば「おお、40分切りおめでとう!」と素直に反応できます。
ところが「クオーターを50分で走った!」と言われても、一瞬「お、おおぅ・・・(速いのか遅いのかよくわからない)」としか反応できません。
クォーターは10.5kmという中途半端な距離のため、ペース配分はもとよりタイムに対するモチベーションを保つのが難しいと感じます。
フィニッシュ後の自分のタイムを見ても、今ひとつピンとこないのではないでしょうか。「距離など関係ない。レースそのものを楽しみたい」と割り切れる方はいいのですが。
開催地の事情でどうしても8kmしか距離が取れない、などの理由から中途半端な距離になるのは致し方ないとしても、10kmにわざわざ500m足してまでクォーターを実施する理由がやはりどうしても理解できませんでした。「欧米では人気」といわれてもここ日本なので。
もしも「10kmレースより500m多く走れる=ランナーが喜ぶ」あるは「他大会との差別化にある」と考えていたとしたら、それは大きな勘違い。どうせ一生懸命走るなら、私は10kmの記録が欲しいです。
ということで今回、名古屋シティマラソンがクオーターから10kmに