
テレビのニュースも新型コロナを取り上げる時間が減り、今のところ世の中はすっかり収束ムード。
このままあるいは再拡大を最小限に抑え込むことができれば、今秋から来春にかけてのマラソン大会は無事に開催できそうな予感がします。
しかしここで新たな脅威が!それはインフルエンザ。日本感染症学会によると、昨年の記録的な少なさの反動で社会全体の集団免疫が形成されておらず、今シーズンは大流行する可能性があるとのこと。
せっかくコロナを抑え込めても、インフルエンザによりマラソン大会が中止に追い込まれては元も子もありません。
「インフルエンザごときで中止になるはずがない」という方がいるかもしれませんが、過去にインフルの流行により中止になった大会はいくつか存在します。
たとえば2009年の大流行の際は、「小豆島オリーブマラソン」(香川)、「麒麟獅子マラソン」(兵庫)、「越前大野名水マラソン」(福井)、「おばすてマラソン大会」」(長野)が相次いで中止を決定しました。
新型コロナが落ち着いてマラソン大会が復活すると思ったらインフルで中止なんて・・・泣くに泣けませんね。
これまで同様、当面の間は手洗い・マスクなど感染症対策を続け、コロナにもインフルにも罹らないよう注意したいものです。
■日本感染症学会「2021-2022 年シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種に関する考え方」