2021年01月20日

厳しい状況下に置かれている英国でランナーのマスク着用議論が再燃。

3回目のロックダウンを余儀なくされるなど依然厳しい状況の英国で、ランナーのマスク着用議論が再燃。これに伴い、ジョギングやサイクリングをしている人にもマスク着用を求める声が出始めています。
via:Joggers and cyclists should wear masks – here’s why
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もちろん運動時のマスク着用に反対する声もまた多く、世論を二分しているようです。ジョギングの場合、長時間の接触を意図的に避けられるため、「密接な接触」を避けるよう求める英国の公式定義には適合しません。

世界保健機関(WHO)も「マスクは快適な呼吸能力を低下させる可能性があるため、運動中は着用しないでください」という見解を出しています。

一方、ランナーにマスク着用を求める声も少なくありません。マスク着用の第一の目的は、他者を感染から守ること。ランナーとすれ違った歩行者の中には、高齢者や持病を抱えている人々も含まれます。仮にランナーがウイルスキャリアだったらと考えると、マスク着用の議論の余地はあるでしょう。

現在のような寒い季節、ランナーが息を吐くと湿気を含んだ空気の“雲”が見えるようになります。この“雲”は安静時に吐き出すそれよりはるかに遠くまで広がります。

呼気の中にはさまざまなサイズの飛沫が浮遊し、その一部は社会的距離の2メートルより遠くまで運ばれることが呼吸に関する空気力学の研究によって確認されています。

ランナーとすれ違う際、歩行者が不運にもランナーの呼気に含まれるウイルスを吸入してしまう可能性は稀とされていますが、変異種の感染力がはっきりわかっていない今は念のための措置を求める気持ちは理解できます

人が多い場所でランニングするときにマスク着用を求めるもう一つの理由は、それが社会的連帯のメッセージとなるからです(とくに過酷な状況にある英国において)。マスク姿のランナーやサイクリストは、「パンデミックは依然として非常に深刻です」と告げています。

いま、複数の研究機関で新たなエビデンスに基づく「マスクと運動に関する研究」が進められています。屋外で運動する人々の運動能力、快適性、生理学的マーカーに対するさまざまな種類のマスクの影響について、今後の研究結果を待ちましょう。

※本トピックはTHE CONVERSATIONの記事「Joggers and cyclists should wear masks – here’s why」を参考に構成、ご紹介するもので、名古屋ランニングジャーナルの見解ではありません。

<お知らせ>
明日(21日)は終日取材のため更新を休みます。


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posted by 名古屋RJ編集長 | コラム to RUN! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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