フィットネスアプリ自体は以前から存在していたものの、この数ヶ月で各社が競うように新技術や斬新なサービスを打ち出し、急激に進化した印象です。
先日紹介した「大阪マラソン2020 VIRTUAL」のアプリはAIを駆使したユニークな趣向でランニングアプリの可能性を示唆しました。
そしてもう一つ、いま注目いるのがあの暗闇ボクシング・フィットネスで話題となったb-monsterが展開するオンラインフィットネスサービス「buddies」のランナー向け新プログラム「Run LIVE」です。
コーチ(DJ)によるランニングプログラムの生配信を聴きながら、まるで多くの仲間と一緒に走っているような感覚で日々のトレーングに楽しく励むことができます。
専用アプリはiOS・Androidいずれのスマホにも対応。アプリを立ち上げて「Program」から「Outdoor」を選択、さらに「Running」をタップするとワークアウトが一覧表示されます。
インターバル、ビギナーラン、サーキットランなど、レベルや目的、その日の気分に応じてセレクト。
準備ができたらスタートボタンをタップ。あとはコーチのアドバイスを聴きながら楽しく走るだけ。
ちなみに「buddies」には一般的なランニングアプリと同様、距離(マップ表示)、平均ペース、消費カロリーなどの基本的なランニングデータ計測機能がついています。

ライブ配信は毎日行われていますが、時間が合わない場合は24時間いつでもオンデマンドでの利用も可能です。
さて、この「buddies」ではランニングプログラムだけではなく、バイク(自転車)、ヨガ、ボクシング、ストレッチなどの各種エクササイズプログラムも利用できます。
ユニークなのは、「電車に乗っているとき」「掃除してるとき」「エレベータで」など、日常生活のちょっとした隙間時間にできるフィトネスプログラムも用意されていること。
インドアプログラムは映像も配信されますので、家庭内ではタブレットやTVに映してフィットネス、アウトドアではスマホでランニングプログラムと使い分けることができます。(1アカウントで同時ログインはできません)
「buddies」は単なるランニングアプリではなく、まさにフィットネススタジオのプログラムが丸ごとオンラインで楽しめるサービスなのです。アプリのデザインや撮影方法にもこだわっており、こうしたクールな世界観もモチベーションをアップさせてくれるポイント。
ここまでできてさすがに無料というわけにはいきませんが、これだけのフィットネスがやり放題で月額1,500円はかなりリーズナブルではないでしょうか。14日間、無料お試しもできるそうなので、ステイホームの年末年始にいちど体験してみてはいかがでしょうか。
■毎日のランニングを楽しくする「Run LIVE」(b-monster)