
今月5日、北海道江別市でランニング中の男性が倒れている状態で見つかり、病院で死亡が確認されました。
北海道ニュースUHBの報道によると、「当時男性はランニング中で、身分証などを持っていないため身元がわからない状態」だったとのこと。
男性が当時着用していたウェアと所持品が公開されていますが、ポーチやケータイなどは携行しておらず、いわゆる空身の状態。
おそらくいつもの日課で、軽く近所を走ってすぐに帰るつもりだったのでしょうか。
このような悲しい出来事にふれると、たとえ近所を走るだけでも免許証など身元がわかるものを携行すべきだと感じます。
お金やスマホを持って走る方は多いと思いますが、ふだんのランニング時に免許証や保険証を携行する人はどれぐらいいるでしょうか。
免許証を落としそうで心配な方は、たとえば身元や血液型を記した紙を入れたSOSカプセル(IDカプセル)をポケットに忍ばせておくだけでも安心です。カプセルをキーホルダーに着けておけば忘れることもありません。

「近所を走るだけだから」「すぐ帰ってくるから」「自分は大丈夫だから」という油断は禁物。ランニング中の体調の急変は誰にも起き得ることを常に意識して準備を怠らないよう気をつけたいものです。
■"ランニング中"に倒れ男性死亡…所持品は腕時計のみ身元不明「北海道マラソン」帽子着用 情報提供求める(北海道ニュースUHB)