
ロイター通信によると、イギリスの国際結核肺疾患連合が『新型コロナウイルスのリスク低減に向け、喫煙者に禁煙を求めるとともに、たばこ会社に製品の製造と販売の停止』を呼びかけたとのこと。
受動喫煙で巻き添え突然死!?ランナーは防煙対策で身を守ろう。
同連合のGan Quan医師はさらに、『喫煙は免疫系を弱め、感染への効果的な対応をしにくくすることが分かっている。喫煙者はまた、既に肺疾患を患うほか、肺の機能が落ちている場合があるため、深刻な疾病へのリスクが高まる』(ロイター)と警鐘を鳴らしています。
日本においては今月1日から原則飲食店での喫煙ができなくなりましたが(抜け道あり)、まだまだマナー無視の路上喫煙者を見かけます。
念のため付け加えると、喫煙者の健康に興味はありません。
彼らが社会に撒き散らす副流煙によってタバコを吸わない人が被る健康被害が問題なのです。
タバコが、税収(約2兆円)をはるかに上回る経済的負担(約5兆円)を社会に強いていることはよく知られた事実。日本でも即刻、医師会などが中心となってタバコの生産・販売停止を呼びかけてほしいものです。できればコロナ禍が収まった後も永久に・・・。

■専門家、新型コロナ重篤化防止で禁煙・たばこ生産停止を要請(ロイター)
■喫煙を許容するほうが経済損失が大きい(東洋経済)