
ワンちゃんが飛び入り参加で完走を果たしたのは、オーストラリア西部のカルグーリーで行われた「ゴールドフィールズ・パイプライン・マラソン」という大会。
このワンちゃん、地域住民からストーミーという愛称で呼ばれている雑種で、バセット・ハウンドのような体つきをしています。

参加者によるとストーミーはとても人なつこくてフレンドリー。スタート前は他の選手やボランティアに挨拶して回っていたそうです。
レース中も沿道の声援に答えながら走り続け、見事にハーフマラソンを走りきりました。

ストーミーのタイムは2時間30分ほどだったそうで、これは同大会の平均的なタイムに相当するとのこと。
このがんばりに大会主催者は急遽完走メダルの授与を決定しました。しかしレース後、ストーミーの飼い主が名乗り出てくることはありませんでした。
大会主催者は、1週間経っても飼い主が現れない場合、新たな里親を探すということです。
マラソン大会でワンちゃんが迷い込むというのはたまに聞く話ですが、最後まで走りきるのは珍しいのではないでしょうか。ストーミーにやさしい里親が現れることを願ってやみません。
via:Dog finishes Australia half-marathon, wins medal(New Straits Times)
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