
クルーズ名古屋は、ささしまライブ内の乗船場をスタートし、中川運河沿いのレジャースポットをめぐりながら金城ふ頭へと至ります。もちろん逆向きの航路もあるため、金城ふ頭までランニングで行き、帰りにクルーズ名古屋を利用するパターンも可能。
ただ、ある理由によりささしまライブからスタートする航路をおすすめします。その理由は後で説明するとして、まずは水上バスに乗り込みクルーズスタート!
船はガーデン号とサムライ号の2種類。取材当日乗ったのはガーデン号。かわいらしいカラーリングはレゴランドをイメージしたものだとか。船内は冷暖房完備で快適。思ったより広々した印象です。
船内ではガイドの方による解説もあり、観光気分が味わえます。序盤は倉庫群などを通過。振り返ると名古屋駅周辺のビル群をのぞむことができます。
途中、左手に「キャナルリゾート」の乗船場が。サムライ号が停泊していました。船によって停泊する乗船場が異なるため注意が必要です。
そしていよいよクルーズ名古屋のメインイベント「中川口通船門」へ。
ここで一旦停船し、中川運河と海(門の外側)の水位差を調整。水位が同じになったら目の前の水門が開く仕組み。これはあのパナマ運河と同じ仕組みのため、“ミニ・パナマ運河”と呼ぶ人もいます。
水門が開き、目の前に海が広がる瞬間は感動もの。これこそ、ささしまライブからスタートする航路をおすすめする最大の理由です。
海に出ると、中川運河までののどかな雰囲気が一変。波が船体に当たるたびに豪快な水しぶきが上がります。水上バスは外に出ることもできるため、夏場は敢えて水しぶきを浴びるのも気持ちいいかもしれません。
海から眺めるガーデンふ頭も見どころの一つ。このアングルは水上バスからでしか拝めません。
ガーデンふ頭では10分ほど停泊。新たな乗船客を乗せて再び出発です。
やがて前方に「名港トリトン(名港中央大橋)」が近づいてきます。
真下から見上げる巨大な橋は迫力満点。
名港トリトンを過ぎたら金城ふ頭はもうすぐ。レゴランドのタワーが徐々に大きくなり、出航から1時間ちょっとで終点の乗船場に到着しました。
メイカーズピアで休憩した後はランニングで帰ります。途中、あおなみ線沿いにいくつかスーパー銭湯があるので、そこをめざして走るのもおすすめ。この夏は涼を求めてクルーズ&RUN。いかがでしょうか。
■クルーズ名古屋公式ウェブサイト
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