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2016年02月18日

「日光ハイウェイマラソン」が3回目の開催を断念か。

「日光をランナーの聖地に」というキャッチフレーズのもと、一昨年第1回大会が開催された「日光ハイウェイマラソン大会」。しかしこのほど、日光市が大会への助成金を計上しないことを発表。事実上2回でその歴史に幕を閉じることとなりそうです。
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その一因は「参加者数の低迷」。自治体主催のフルマラソンといえば、黙っていても人が集まる印象を持っている人は少なくないはず。

ましてや首都圏から日帰り参加可能で、観光地としても有名な日光が舞台のフルマラソンとくれば、短時間で定員に達してもなんら不思議ではありません。
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それが実際には、定員8,000名(フル2,000、ハーフ3,000、ハイク3,000)に対して第1回が3.369人、第2回に至っては2,109人(実走1802人)だったそうです。これはハーフおよびハイク部門も合わせた総数なので、フルマラソンを走ったランナーはおそらく数百人。

もちろん人数の多さが大会の良し悪しを決めるわけではなく、むしろ定員数を低めに抑えた大会が高評価を得ているケースもあります。

運営面で致命的な問題があったのかとRUNNETの評価をチェックしてみたところ、第2回は82.9点(2/18現在)とそこそこの点数。コメントを見てもおおむね高評価でした。

では、ここまで低調に終わった原因はいったいなんなのでしょうか。

あくまでも推測の域を出ませんが、「土曜日開催」なのはプラス面もある一方、マイナス面も少なくないような気がします。

なぜなら遠方からの参加者は、前泊のため平日(金曜日)に休みを取らなければなりません。一般的な会社勤めの人間にとってこれは数段階ハードルが上がります。

おそらく東京都内をはじめとする「日帰り圏内」のランナー中心に想定していたと思いますが、日光ほど観光資源豊富な場所であれば、じゅうぶん遠方からの「旅ラン需要」が見込めたのではないでしょうか。
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もう一つ、コースのほぼ全域が自動車専用道路であることも敬遠された一因かもしれません。

「ふだん立ち入れない場所を走る」と聞くと面白そうに感じますが、実際は単調であったり応援が少なかったりと、自動車専用道路ならではのマイナス面を危惧するランナーも少なくないでしょう。

後半は延々上りっぱなしという精神的にも体力的にもキツいコースではありますが、これに関してはもっと厳しいコースで盛況な大会はいくらでもあるためそれほど影響していないような気がします。

いずれにしても、国内有数の観光地でもある日光で開催する市民フルマラソンが、わずか2回でその幕を閉じるのはなんとも寂しい限りです。(下野新聞によると、3月下旬の会合で継続か中止か正式に決定するとのこと)

3年後、5年後、10年後、いったいどれだけの市民マラソンが生き残っているのでしょうか。

●明日(19日)は終日取材のため更新を休みます。ご了承ください。

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posted by 名古屋RJ編集長 | コラム to RUN! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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