スタートは名鉄「本笠寺」駅。笠寺商店街を抜け、第1みちくさスポット「笠寺観音」へ。参拝を終えたら境内奥の出口から細い路地を通って「笠寺公園」の小高い丘を上ります。

笠寺公園一帯は「見晴台遺跡」として有名。考古資料館や住居観察館が無料で観覧できます。住居観察館には原始人ファミリーの原寸大レプリカが展示してありましたが、残念なことに最近取り壊されてしまいました。

笠寺公園から少し東へ進むと、ほどなくして「中井用水緑道」につきあたります。地元の方々が大切に育てている花々を愛でながら気持よく走れるコースです。
中井用水緑道の終点に広がるのが「大江川緑地」。入口付近にミニヒマワリ畑があるのでチェックしてみてください。
大江川緑地は東西に長い公園(約2km)で、ロード2本、不整地1本、計3本のフラットなコースが整備されています。距離表示が100mごとに設けられているのもランナーにってはうれしいかぎり。
なによりこの公園の素晴らしさは、コースのほとんどが木陰につつまれること。まさに、暑い時期の走り込みには名古屋No.1といっても過言ではないほどの好条件が揃っています。
あいスポに提供したコースは、大江川緑地の西端を折り返して「元塩公園」を北へ進むルート。最終みちくさポイントの「ガイシプラザ」には、名古屋のスポーツに関する展示や資料が閲覧できる「スポーツ振興会館」やプール、スポーツジムなどが揃っています。
ゴールはガイシプラザに隣接するJR「笠寺」駅ですが、その前に健康ランド「湯〜とぴあ宝」でさっぱりと汗を流すのもおすすめ。

さまざまなお風呂やサウナが楽しめるうえ、各種マッサージ、食事処、映画まで楽しめるまさにユートピア。走ったあとは湯〜とぴあ宝でジョッキ片手に大宴会・・・これぞランナーの健全な休日の過ごし方ではないでしょうか。


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