
2007年の第1回大会以来、年々進化を続ける東京マラソン。「東京に続け」とばかりに都市型マラソンが次々と登場しましたが、やはり東京マラソンは何事においても別格のような気がします。
さて、2014年大会ですが、とくに大きな変更点や目新しい施策はないようです。募集定員も35,500人と前年どおり。将来的に5万人まで引き上げるということなので、段階的に増員するのかと思っていましたが、とりあえず2014年大会は据え置き。
採用なるか!と期待していた「立ちションランナー失格規定」は今回も見送り。募集要項や申し込み規約など、公式なレギュレーションに注意すら記述がないのは残念な限りです・・・。
前年大会と同じく、「みんなでつくろう!『マナー世界一の大会』」というPDFの資料に、申しわけ程度で触れているぐらい。
平気で立ちションをしてしまうぐらい反社会的な人間に、もはや「マナー」で呼びかけても無理。湘南国際マラソンのように「立ちション=失格・追放」をルール化するぐらい強い態度で臨まなければこの問題の解決はないでしょう。
「マナー世界一」と大言壮語するぐらいなら、最大のマナー違反(ていうか犯罪)である立ちションランナーを「絶対撲滅する!」という気概を見せてほしいものです。
模範たる東京マラソンが率先してこの問題に対処すれば、他の都市型マラソンも後に続くと思うのですが、なぜできないのか・・・。なぜこれほどまでに犯罪行為を見逃すのか理解できません。もちろん東京マラソンに限りませんが。
マラソン大会は地元の方々の多大な協力と犠牲の上に成り立つイベントです。大迷惑をかけている沿道の方々に、さらに文字どおり小便をひっかけるような卑劣な行為は絶対やめましょう。
<関連トピック:立ちションランナー撲滅シリーズ>
今シーズンこそ立ち非道なションランナーを撲滅しよう!(2009.10)
ついに「アレやったら失格」のレースが登場。(2011.1)
湘南国際マラソンが大英断!「立ちションランナーは失格→永久追放」をルール化。(2011.11)
第2回 奈良マラソンVOL.0<残念な光景>篇。(2011.12)
「立ちション=失格」規定はなぜ広がらない?(2012.7)
一般週刊誌がマラソン大会の立ちション問題を取り上げる。(2013.6)
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