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2013年05月10日

議論再燃!?「抽選」or「先着」どっちがいいの?

衰えるどころか年々加速する感のあるマラソン大会へのエントリー合戦。ほとんどの大会が「抽選」か「先着順」を採用しており、どちらがランナーにとって良い方法なのかしばしば議論となります。
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そんな中、人気大会の一つである「愛媛マラソン」が先着順から抽選へとエントリー方法を変更して議論を再燃させています。

報道によると「アクセスが集中したため、申し込みができなかったランナーがいたことを考慮した。」(愛媛新聞)とのことですが、うーん、それは厳しい言い方をすればそのランナーたち、ただ単に「出たい思いが弱かった」だけのような・・・。

「東京」や「大阪」などの超マンモス大会は(諸問題はあるといえども)「抽選致し方ナシ」という気がします。しかし1万人規模前後の大会となると、一概に「抽選」が公平だとはいえません。

たしかに先着順の人気大会のエントリーは「予選会」と揶揄されるほど激しさを増し、なかなかエントリー窓口につながらないというストレスを市民ランナーに与えます。

ランナーでない方は信じられないかもしれませんが、先着順の人気大会の場合、「エントリーするためだけに仕事を休む」人も実際にいらっしゃいます。

こうしてみると「先着順」は、市民ランナーにムダなストレスと手間を強いるシステムのように感じてしまいます。しかしそれほどたいへんな思いまでしてエントリー合戦にのぞむ人は、裏を返せばその大会に「出たい」思いが極めて強い人たちであるといえるでしょう。

これが何を意味するかというと、たとえば長野マラソンの場合、出場する全員が一人残らず「心の底から長野を走りたい!」と願って出場している人たちだということ。

当然、東京マラソンのようにスタート直後から踊りだす者などいませんし、仮装ランナーなんて皆無です(厳格に禁止されているということもありますが)。

純粋にマラソンを楽しみたい」。そんな爽やかで清々しい雰囲気が、長野マラソンには満ち満ちています。もちろん長野は一例に過ぎません。

かたや「抽選大会」の場合、「先着大会」ほど「走りたくて仕方がない」人が参加する割合は低いと思われます。「本当に走りたい人が外れ、なんとなくエントリーしてみた人が当選する」、毎年繰り返される悲劇です。

ただ、なんとなく当たってしまった人がマラソン出場をきっかけに「走ることの面白さにめざめた」というパターンもきっと少なくないでしょう。マラソン人口の裾野を拡げるという意味では一定の貢献を果たしているのかもしれません。

それでも私は、「心の底から出たい」と願う人が出場できる確率が高くなる「先着順」を支持します。

これからは「とくしまマラソン」のように「先着枠(9,000人」と「抽選枠(1,000人)」両方を設けたり、ボストン・マラソンのように年代別で細かく参加資格(タイム)を設けるとか、何らかの工夫が必要な時期にきているのかもしれません。

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