2_sanen2022 2.png

2012年04月11日

なごや起点<街道RUN> vol.1「挙母街道」

名古屋RUNコースガイドの番外編として、週末のロング走に最適なコースを紹介する新シリーズがいよいよスタート。その名も「なごや発<街道RUN>」。おもに江戸時代に整備された諸街道を、歴史情緒に触れながらRUNで走破。第一回は「挙母街道」です。
koromo000.jpg

挙母とは現在の「豊田市」のことで、挙母街道は赤池付近から新城方面へとぬける街道のこと。今でいう国道153号や301号などと重なります(153号は飯田街道にも重なります)。

スタート地点は地下鉄・名鉄「赤池」駅。すぐに153号バイパスへ出て豊田方面へ。序盤はクルマがびゅんびゅん行き交う単調な道がつづくだけなのであまりおもしろくありません。

挙母街道は東郷町牛廻間から県道218号へ入り、住宅街を抜けて諸輪へと至ります。近くには市民ランナーに人気の愛知池が。1周している時間はないので先を急ぎます。
koromo001.jpg

みよし市を抜け、東名高速をくぐるとほどなくして豊田市へと到達。右手に地方卸売市場を見つつ街の中心地へ向かいます。豊田市駅前でひと息いれたら、子守大明神と呼ばれ親しまれる「挙母神社」へ。
koromo002.jpg
koromo003.jpg

参拝を終えたら、恐竜の骨格がモチーフの豊田大橋を渡って国道301号に進路を取ります。トヨタスタジアムが一望のもとに見渡せる豊田大橋がおよそ20km地点。ロング走と呼ぶにはまだまだ物足りません。
koromo004.jpg
koromo005.jpg

301号を進むにつれ、だんだん住宅も少なくなっていきます。やがて松平橋東のT字路につきあたるので進路を右へ。このころから辺りはますます山深い景観に。

国道沿いに「松平郷」の看板が見えてきたら、国指定史跡にもなっている「松平郷園地」ももうすぐ。ここには徳川家の始祖にあたる松平氏の菩提寺「高月院」や家康産湯跡、松平東照宮など、数多くの見どころが点在しているので、休憩ついでにゆっくり観光しましょう。
koromo006.jpg
koromo009.jpg
koromo007.jpg

松平親氏像。家康から9代前にあたる人です。
koromo008.jpg

松平郷園地内には茶店も。甘味補給で終盤のランに備えます。
koromo0010.jpg

松平郷以降、挙母街道の終点にあたる新城までは山の中のワインディングロードや歩道がない道がつづきます。とくに見るべきポイントもないため、ゴールを「三河湖」に設定。

松平郷から301号を約7kmほどの地点にある「根崎」という信号を左へ曲がり、さらに県道363号をくねくねと進み(途中で国道473も通る)、「香恋の里」そして三河湖(ダム湖)へと至ります。
koromo0011.jpg
koromo0012.jpg
koromo0013.jpg

赤池から約50km。週末のロング走にはぴったり。ただし、山深いエリアなので暗くなると危険です。帰りのことも考えて、できれば午前中にはゴールに到達できるような計画をたててください。



●ナゴヤ初のランニングコースガイド好評発売中!
人気のランニング&マラソンブログRankingはこちら!

●関連カテゴリー
コラム to RUN!
ランニュースPickUp
お試し!RUNグッズ
マラソン大会レビュー
名古屋RUNコースガイド
旅ランのすすめ
トレイルランニング
Nike+
東京マラソン  
posted by 株式会社イング | Comment(0) | TrackBack(0) | 街道RUN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

名古屋ランニングジャーナルとは?

ランナーによるランナーのための“ランニングWebマガジン”。ランニングコラムやマラソン大会レビューを中心に、完全オリジナルトピックを更新!詳しくはこちらをご覧ください。

media_banner.jpg
aispo_hanarun.gif