
スタートは地下鉄「新瑞橋」駅に設定。ここから第1お花見スポット「山崎川」へ。
瑞穂グラウンドあたりから「四季の道」と呼ばれるお花見のメインエリアに入ります。閑静な住宅街の中に流れる山崎川を覆うように咲き誇る桜は圧巻(夜間はライトアップもあり。ただし宴会禁止です)。
しばらく山崎川沿いを走り、「檀渓通4」交差点(約3.0km)に至ったら左折。「桜山」を通過し、その先の「高辻」交差点を右折。スタートから7km地点にあるのが第2お花見スポット「鶴舞公園」です。

鶴舞公園は山崎川と同じく「さくら名所100選」の一つ。ただ、お花見の時期は酔っぱらいだらけの宴会場と化すのが玉にキズ。ちょうど中間点に近いので、屋台でなにか買って食べるのも楽しいでしょう。
しっとり落ち着いてサクラを愛でたいなら、鶴舞公園の東南に位置する国指定史跡「八幡山古墳」(第3お花見スポット)へ。ここは騒がしい鶴舞公園とは一線を画す、凛とした空気に包まれた空間です。

第4お花見スポットは名古屋都心の「久屋大通公園」。サクラは少なめですが、都会の中を駆け抜ける爽快感が得られるのでおすすめ。

久屋大通公園の北端を抜けて外堀通りにつきあたったら「久屋橋」交差点を右折。1ブロック進み「市政資料館南」交差点を左へ。その先に見えてくるのが「名古屋市市政資料館」(第5お花見スポット)。敷地内に咲くサクラも風情があり人気です。

ふたたび外堀通りにもどり、今度は西へ。「大津通」交差点を越え、つぎの「本町橋」交差点を右折すれば「護国神社」(第6お花見スポット)の風格ある鳥居が見えてきます。境内を彩る大ぶりのサクラの数々は見事のひとこと。

護国神社で参拝を終えたら、そのまま北上して「名城公園」(第7お花見スポット)へ。
スタートから約10kmです。公園内のサクラを眺めながらゆったり走りましょう。
つぎは「浄心」経由でゴール地点の「庄内緑地公園」(第8お花見スポット)へ。園内に整備されたランニングコース沿いには美しい桜並木が。最後の力をふりしぼって思い切りお花見ランを楽しみましょう。

園内には誰でも使えるシャワー施設があるので、汗を流してさっぱりすることもできます。

いかがでしょうか。山崎川から庄内緑地公園まで、約16kmの間で8ヵ所ものお花見スポットを巡ることができます。
『名古屋みちくさランニング。』をお持ちの方は114〜115ページをご覧ください。基本的にはこのルートです。
