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2006年08月18日

“自転車多国”日本の矛盾。

自転車はどこを走らなければいけないか。

答えは、車道。正確には車道の左端だ。
これはしっかりと道交法に明記されている。
「え、歩道じゃないの?」と思われる方がいるかもしれない。
現実は歩道を走っている自転車が大半だから。
自転車はあくまでも「許可された歩道(車道側)のみ」通行を許される。
だから人がやっとすれ違えるような狭い歩道を、
我が物顔で疾走する自転車のほとんどは“違法”だ。
歩道はあくまでも歩行者のための道であり、
自転車はその歩行を妨げてはならないし、
ベルを鳴らして歩行者をどかせる権利もない。

逆にいえば、自転車は車道の左端を走行できる権利を持っている。

しかしながら、このことを知っている
クルマのドライバーはほとんどいない。
「あの自転車、車道走ってジャマだな」という感覚。
かくいう私がそうだったんだから間違いない。
「自転車は車道(の左端)を走るもの」という認識自体が無いに等しいのだ。

これは日本の自転車文化が「ママチャリ(軽快車)」中心なためだと、
あの疋田智さんも著作で語っていたように思う。
つまり、「ママチャリ=遅い=車道をチンタラ走ると危ない」という図式。
車道を颯爽と走っているのは大半が
スポーツ自転車(とりわけロードバイク)だろう。
運動不足の私が乗っているMTBでさえ、
こぎ出してすぐ20km/hぐらいに達する。
ちょっと見通しのいい道路なら、30〜40km/hは軽い。
しかしママチャリの場合、こぎ出しからスピードに乗るまで時間がかかるし、
20km/h以上で巡行しようと思ったらかなりの体力を消耗する。

現実問題、すべての自転車が車道を走り出したら
かなり危険な状態になるだろう。
しかしながら、歩道上を歩行者と自転車が
入り乱れて走るのもまた危険なことは間違いない。

数だけ世界第3位の“自転車大国”日本。
警官が、自転車に乗っている小学生に
「危ないから歩道を走りなさい」という矛盾が解消されるまでには、
まだまだ長い年月がかかりそうだ。


<参考>疋田智氏メルマガ258号  
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