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2010年12月06日

第1回 奈良マラソンvol.1<素晴らしい大会の誕生>編。

「平城遷都1300年記念 奈良マラソン2010」を体験取材してきました。もともと奈良市では「奈良春日・大仏マラソン」として10kmロードレースが行われていましたが、フルマラソンは初開催。まさに、これから全国に広がっていくであろう地方都市での「大規模市民フルマラソン」の試金石といっても過言ではありません。果たして成功を収めることができたのでしょうか!?
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奈良マラソンは「第1回」ということもあり、いったいどのような大会になるのか、エントリーしたその日から開催を心待ちにしていました。レースの様子は明日お届けするとして、今回はvol.1<素晴らしい大会の誕生>編と題し、おもに運営面や大会自体の特色・魅力について振り返ってみたいと思います。

あ、先にレース結果だけいいますと、おかげさまで2シーズンぶりに自己ベストを更新(3時間24分30秒)することができました!東京マラソンでの20分切りに大きな弾みとなりました。詳細は明日のvol.2にて。

■マラソンエキスポは予想外に大規模で楽しかった!
奈良マラソン(フル)は「前日受付」のみとなるため、土曜日の朝に近鉄で奈良入り。ホテルに荷物を預け、さっそく鴻ノ池陸上競技場の受付会場へ。マラソンエキスポが開催されるとは聞いていましたが、それほど期待はしていませんでした。ところが実際に訪れてみると、想像以上のにぎやかさにびっくり。
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規模は長野マラソンエキスポ(前日開催のほう)の3倍ぐらいでしょうか。食べ物を中心にさまざまなブースが軒を連ね、ステージではオープニングセレモニーが華やかに行われていました。お世話になっている知人にも会うことができ、楽しいひとときを過ごしました。
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■血が通ったホスピタリティあふれる大会。
実際に走ってみて感じたのは、奈良マラソンは見事に「地域と一体」となって盛り上げに成功した、ホスピタリティあふれる大会であるということ。これは簡単そうにみえて非常に難しく、運営主体に「情熱」がないととても実現できません。
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運営主体の「思い」がボランティアへ、そして地域へと伝わった好例といえるのではないでしょうか。マラソンブームの影響で「黙っていても人が集まる」昨今、ともすれば“お役所仕事”的な大会がはびこるなか、第1回でありながらよくぞここまで仕上げたもんだと感服しました。

■高校生を中心としたボランティアの情熱に脱帽。
なによりも、高校生を中心としたボランティアの方々のがんばりは特筆すべきだと思います。「大会を成功させたい」「ランナーを温かく迎えたい」。一人ひとりから、そんな思いがひしひしと伝わってきました。
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驚いたのは沿道のギャラリーがほとんど途切れなかったこと。寒空のなか、力一杯の声援を送っていただきました。ある意味、日本でも有数の“騒がしい”レースかもしれません。

とにかく声援がすごいんです。長野やいびがわも声援の多い大会として有名ですが、それをしのぐ力強い応援にかなり後押しされたことは紛れもない事実です。 ※ちなみにいびがわマラソンは、参加料わずか3,500円であのハイクオリティであることを付け加えておきます。奈良マラソンは8,000円です。

一方で、そんな声援から耳を閉ざし(耳にイヤホン)て走っている選手も少なからず見かけました。「声援のチカラ」を放棄するとは、なんてもったいないことをするんでしょうか(音楽より声援のほうが数百倍チカラになります)。

6時間もの交通規制でただでさえ迷惑をかけている、そんな地元の方々の懸命な声援を「無視」する行為・・・失礼だと思いませんか。

■都市型ロードにしては厳しいコースという印象。

奈良マラソンのコースは、鴻ノ池陸上競技場を発着点に都心部および郊外を駆け抜ける準都市型ルート。とくに奈良市中心部のメイン道路を走らせていただけるのはうれしいかぎり。

実際にはアップダウンが激しくキツいコースでした。ハムストリングスだけでなく、大腿四頭筋も筋肉痛になったことが起伏の激しさを物語っています。

ただし、「ロードレースにしては厳しい」というレベルの起伏であり、たとえばやぶはら高原ハーフのように山あいで行われる「山岳ロード」のようなえげつなさはありません。体感的にはいびがわマラソンの1.3倍ぐらいのキツさ、といえばわかる方にはわかるかも。

■単なるイベントではない「スポーツ競技会」としても○。

いくらイベントとして楽しさを追求しても、肝心のレース運営がおろそかでは本末転倒です。そういった意味で奈良マラソンは、この「競技性」にも重きを置いた挑戦しがいのあるレースだと感じました。

「距離表示が見にくい」「10kとフルの部の分岐誘導が声だけ」など、細かな改善希望点はいくつかあるものの、おおむね良好な競技運営だったと思いますがいかがでしょうか。

第1回 奈良マラソン。そこに、性別・年齢・国籍、一切のボーダーを設けず、みんなが一つになって大会を盛り上げ楽しむ。そんな「市民マラソン」本来の姿を見た気がします。

これから全国に波及するであろう都市型市民フルマラソンには、くれぐれも目先の目新しさに惑わされることなく、「市民マラソンとは何か?」という基本に立ち返って大会を企画・運営されることを願ってやみません。

第1回 奈良マラソン vol.2<レース>編。
第1回 奈良マラソンvol.3<スナップ集>編。

<関連トピック>
知らない町を走ってみたいVol.8【奈良・明日香】
知らなかった! 奈良・若草山の秘密。

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posted by 名古屋RJ編集長 | Comment(2) | TrackBack(0) | マラソン大会レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
奈良マラソン大成功でした。1300年記念事業が行政イベントが失敗が多い中で、大成功しその余韻が相乗効果を生んだと思います。
 奈良県ではこの成果を活かし記紀万葉プロジェクトを始める予定なんで、エキスポなど今後も充実すると思います。ただコースの起伏部をどうするか?県道を南下すると天理ICを通過しそれをふさぐことが出来ない苦肉の策でしたが、この迂回の起伏ヶ所での応援や折り返しが、天理教の壮大な建物のヶ所だったことが気にいった方も多く、このコースを定着させるかや、平城京公園の整備の進捗などで若干の手直しもあるかも知れません。
 エキスポで奈良の地場産業の一つである靴下で、奈良マラソン公認オリジナル靴下があり、大会当日と青島マラソンで使いましたが快適でした。中国産などに押され勝ちな国産品も、高品質を売り物bにしてこういう機会に販路にすれば、マラソン大会を地元に迷惑行事ではなく定着させていく道ではないかと痛感しました
Posted by 山中鹿次 at 2010年12月19日 20:00
山中さんこんにちは。
奈良マラソンは素晴らしい大会でした。細かな改善点をあげればキリがないけれど、運営者の努力と情熱を感じました。起伏はややキツめでしたが、個人的には許容範囲だったような気がしています(PBが出たので・・・)。沿道の応援も素晴らしく、地元の方々に感謝したいです。とくに高校生たちの献身的なボランティアは気持ちよかった!次回大会があるとすれば、平城京公園の中を走れると面白いかもしれませんね。
Posted by 名古屋RJ編集長 at 2010年12月20日 09:37
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