
夏場は積極的な給水を心がける人でも、まだ比較的すずしいこの季節はおそろかになりがち。しかし、暑熱馴化が完了していない今の時季がもっとも脱水状態に陥りやすい・・・と、私は体感的に思います。
なにもめまいがするとか気持ち悪くなるとか、「末期症状」だけが脱水状態ではありません。ランニング中に「なんだか体がだるいな」と感じるのも脱水によることが多いのだそうです。こまめに給水しないとこの「だるさ」、名古屋弁でいうところの「えらさ」が早くやってきてしまいます。するとどうなるかというと、ズバリ楽しくなくなる。
つまり「楽しく走る」ためには、こまめな給水がぜったい欠かせないものなのです。暑くなりかけのこの時季はとくに。ランニング時にはボトルポーチなどを用意し、最初から肌身離さず水分(スポドリ)を携帯しておくことをおすすめします。よくいらっしゃるのが、ボトルポーチを携帯せず自販機ごとに給水する人。これは慣れた市民ランナーの方以外、やめたほうがいいです。
自販機ごとだと「こまめな給水」はできませんし、ついつい「ま、いいか」という気持ちになってしまいます。結果、早く疲れる→楽しくなくなる→(2人以上で走っている場合)ギスギスする→喧嘩になる→縁が切れる→人生破滅・・・ということになります。
とくにビギナーの方で「初めて暑い時期を迎える」というランナーは、走り始めから水分を携帯するようにしましょう(ごく短時間のランなら必要ないかもしれないけど)。
と、前置きが長くなりましたが、ここで私の給水ギアをご紹介します。まず、日常のラン(町なかロード)の場合はこれ。ペットボトル1本とお金、デジカメぐらいが収納できるボトルポーチです。

近場の山にこもって走るときはこれ(NATHAN Elite 2V Plus)。650mlのボトルが2本差せます。ポケットの容量もそこそこあるので、財布や機能食も余裕で収納可能。トレイルレースにも使います。ちょっとごっついので町なかでは恥ずかしいです。

以前はこちら(CAMELBAK フラッシュ・フロー)を山用に使っていました。しかし、ハイドレーションパックに水を仕込むのが面倒だしメンテナンスもたいへんなので、ボトルホルダー式のElite 2V Plusを購入しました。


そして観光ラン、3時間以上の夏山ラン、長めのLSDのときなどはこれ(GREGORY ルーファス。女性モデルはサンジェム)。なんといっても最大のポイントはアウターのボトルホルダー。この、アウターにボトルホルダーが付いているランニング用バックパックって、じつはほとんどありません(ハイドレーションパックにも対応)。

もちろん着替えなども携帯できますから、ゴールを温泉に設定した旅ランも楽しめます。私はランニングのついでに書店などに寄ることが多いのですが、バックパックをかついでいれば買った物を入れて走ることもできます。
ボトルポーチやバックパックを身に付けて走るのは、最初は違和感があるかもしれません。というか、違和感あります。でもすぐに慣れますから安心してください。
とにかく「こまめな給水」をしっかり胸に刻み、ゴールデンウイークのランニングを心ゆくまで楽しんでください。
※名古屋ランニングジャーナルは明日からお休み(本体のイングは金曜稼動)。次回の更新は5月6日を予定。ツイッターではGWも無休でつぶやいています。なにかご質問や苦情等ありましたらフォロー or DMしてください。あと、名古屋レジャーのおともに『名古屋みちくさランニング。』もよろしくお願いします。
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ファスナーの部分、汗で固まるの分かります。私は1回使うごとに洗濯機で洗っちゃいますよ。ちなみにバックパックも。