
どうやら長年にわたって勘違いしてたようです。若草山は3段の鏡モチのような構造になっており、下から「山頂」のように見えていたのは「一重目(標高250m)」と呼ばれる地点(下の写真)に過ぎず、本当の頂上はもっと先にありました。

真の若草山の姿は、麓からは死角になっていて見えなかったのです。一重目の広場から見上げる山頂はまだまだ遠そう。小雨もパラついてきました。しかしここまで来て、ピークを踏まずに引き返すわけにはいきません。

「二重目」に到達。遮るものが何もないので肌寒くなってきました。ここからの眺望もバツグンです。山頂はもうすぐ。


ようやく「三重目」、つまり山頂に到達。麓から30分ぐらいかかったでしょうか。どうやら裏手から山頂まで、クルマでもアプローチできるようです。

本当のピークは「鴬塚古墳」になっており、立ち入ることはできませんでした。

みなさんは若草山が三段構造ってご存じでしたか?恥ずかしながら私は今回、一重目に登ったときに初めて知りました。
■若草山とは?(wikipedia)
■国土地理院 地形図(若草山付近)