
篠山へのアクセスは京都駅から出ているマラソンバスを利用(他にも姫路、神戸、大阪発あり)。事前申込みで往復3,000円。「1時間半〜2時間ぐらいかかる」といわれていましたが、実際は1時間20分ほどで到着しました。
ランニングブームを反映してか、今大会には史上最高となる1万1千人ものエントリーがあったそうです(出走は9695名)。篠山城跡に建てられた「大書院」をのぞむ会場は、早朝から選手や応援の家族で賑わっていました。

さっそく受付でナンバーカードを受け取り、安全ピンでランシャツに取り付けます。どんな大会でもこの作業を済ませるまでは落ち着きません。選手招集時間まで1時間以上ありましたので、会場をうろついたり篠山城跡を見学したりしてまったり過ごしました。

ゲストは有森裕子さんと市橋有里さん、そしてタレントのかつみ♥さゆりです。広い会場にはさゆりの「ぼよよ〜ん」が何度もこだまし、「ああ、関西の大会に来てるんだ」と再認識した次第です。

やがてスターティングブロックへの集合時間が迫ってきましたので、着替えを済ませて荷物を預けました。気温は10度以上あり、何よりも日射しが強くてまさに春という感じ。そこでウェアリングは、ランシャツ&短パン、手袋とアームウォーマーは無し、で決定。しかしこの後「アームウォーマーは着けていくべきだった」と後悔することになります。
スターティングブロックはA〜Dまでの4つ。各自のナンバーカードにブロック番号が記載されています(陸連登録者は先行スタート)。各ブロックの入り口にはゲートが設けられ、違うブロックの選手が“侵入”できないように工夫されています。

昨年まではブロック順にグラウンドに整列し、スタート位置までぞろぞろと移動する手法をとっていたそうです。しかし移動のドサクサに紛れて後ろのブロックの選手が前に割り込んだり、大混乱の様相を呈していたのだとか。

まじめにルールを守っている選手から苦情が殺到し、今回、かなり厳格な選手招集措置がとられました。苦情を受け、東京マラソン並みの厳密なゲート制を設けたことは評価に値すると思います。

スタートブロックに集合してから約40分。ようやくスタートの時を迎えました。号砲までの待ち時間が長くて文句をいっている人もいましたが、これは参加人数が1万人近いため致し方ない面もあります。下の写真はスタート直前の位置(Aブロック)。この後ろにとてつもなく長い列が続いています。

実は前泊した京都でガッツリ20kmも走っちゃっていました。5キロぐらい軽く流すつもりが、観光ランが楽しくてズルズルと20キロに。そのため当日はわずかながらハムストリングスに張りを感じ、嫌〜な予感が・・・。その悪い予感はレース後半、的中してしまいました。[2.レース編]につづく。
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マラソン大会レビュー
ステージの写真を見ると私の近くにいらっしゃったんですね。
レース後半は風が強くなってきて寒かったですね。
篠山マラソン、参加していらっしゃったんですね。
たしかにレース中は日陰と日向で寒暖の差が激しく、
特に後半の風には体力を奪われました。
それだけにシシ汁の暖かさは身にしみました。