きのう行われた「大阪国際女子マラソン」で、初のマラソンに挑戦した福士加代子選手(ワコール)。スタートから30km手前までは順調な走りを見せ、「もしかして」という期待を抱かせてくれた。しかし34kmぐらいから急に脚が止まり、40km地点でついには子供が早歩きで並走できるほどのゆるジョグペースに。
その後はスポーツニュースで繰り返し放映されたとおり、何度も転倒しながらその都度ゆっくり起き上がって完走を果たすという、「あしたのジョー」顔負けの名シーンを演出してくれた。このとき、フィニッシュと同時にもう一つの大きな奇跡を起こしていたとは、福士選手自身知るよしもなかっただろう。
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